経済産業省が28日発表した11月の鉱工業生産指数速報(2015年=100、季節調整済み)は前月から横ばいの95・2だった。前月までは5カ月連続で上昇していたが、新型コロナウイルスの影響からの回復に息切れ感が出た形だ。

 基調判断は前月の「生産は持ち直している」を維持した。出荷は0・9%低い94・0で、6カ月ぶりに低下した。

 経産省の担当者は「これまで回復を引っ張ってきた自動車の生産が低下した影響が大きい」と指摘。ただ一部メーカーの車種改良など一時的要因もあり「総じて見れば回復基調は続いている」と指摘した。