【ハノイ共同】ベトナム統計総局は27日、2020年の国内総生産(GDP)成長率が2・91%だったと発表した。7%台だった前年からは鈍化したが、新型コロナウイルス拡大を抑え込み対米輸出も好調で、世界経済が停滞する中でもプラス成長を確保した。

 米中対立の先鋭化を受けベトナムは中国に代わる生産拠点として注目され、韓国のサムスン電子など有力企業の進出が続いている。新型コロナ対策でも、入国規制と感染者・接触者の隔離を徹底、感染者は累計で2千人に満たない。生産活動への影響は比較的小さかった。

 堅調なベトナム経済だが、米国の対ベトナム貿易赤字拡大が不安材料だ。