国内でも確認された英国の新型コロナウイルス変異種を巡り、厚生労働省は27日、入国時の空港検疫で陽性となった全員の検体を国立感染症研究所に送り、ウイルスのゲノム(全遺伝情報)解析に取り組むなど、水際での変異種の食い止め対策を進めた。変異種は感染力が強いとされており、国内で広がれば現在の流行がさらに加速する恐れがある。

 一方で、英国に渡航歴のある男性から家族に変異種がうつったとみられるケースが既に見つかっている。国内で広がっているかどうか調べる必要があり、感染研は各地の地方衛生研究所や民間検査会社を通じ、国内で感染した人のウイルス解析も広範囲で実施する。