地球温暖化の進行に伴い、大西洋で発生したハリケーンの勢力が衰えにくくなっているとの分析結果を、沖縄科学技術大学院大のチームが27日までにまとめた。ハリケーンの破壊力を強める役目をする水蒸気が、海面温度の上昇によって海から取り込まれやすくなったのが原因。そのため上陸後も勢力が強い状態が続き、内陸部で被害が増大する恐れがあるという。

 チームは1967~2018年に北大西洋上で発生したハリケーン71個の観測データから勢力の推移を分析。

 同期間の海水温の推移を調べると、海水温が高いほどハリケーンが上陸後に弱まるまでの時間も長くなると判明した。