大阪府高石市の住宅で9月、無戸籍とみられる住人の高齢女性が餓死していたことが25日、関係者への取材で分かった。同居していた40代とみられる息子は府警に「母も自分も戸籍がないため市役所に助けを求めることができない。救急車も呼べなかった」と話している。息子も衰弱しており、一時入院していた。

 関係者によると、9月22日、この息子から「母親が亡くなった」と連絡を受けた自治会長が110番した。同日、自宅の布団の上で女性がやせ細った状態で死亡しているのが見つかった。司法解剖の結果、死因は餓死で、発見の数日前に死亡したとみられる。親子が無戸籍だった経緯は不明。