西村康稔経済再生担当相は24日の経団連の会合に出席し、2021年春闘交渉について「経済の好循環を進めるため、賃上げの流れの継続を改めてお願いしたい」と要請した。デフレ回避のため賃上げを促す安倍前政権の政策を、菅政権も引き継いだ。菅義偉首相も会合に出席したが春闘には触れず、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぎ「経済をコロナが始まる前の水準まで回復させたい」と強調した。

 経済界が春闘の交渉方針を決める前に政府から要請を受けるのは今回で8年連続。ただ多くの企業の業績が悪化しており、賃上げの勢いにブレーキがかかるのは避けられそうにない。