【ニューヨーク共同】保有資産が10億ドルを超え「ビリオネア」と呼ばれる米国の大富豪約650人の資産総額が、新型コロナウイルスの流行下に1兆ドル(約104兆円)以上増えたことが、米シンクタンクの政策研究所(IPS)の調査で明らかになった。景気後退で失業率が高止まりする中、株高などの恩恵が一握りの富裕層に集中していることが鮮明になった。

 コロナ禍で生活が困窮したり、家賃が払えず立ち退きを迫られたりしている人は数千万人に上るとされる。富裕層への増税や巨額の財政出動を掲げるバイデン次期米大統領が、思惑通り格差是正や雇用回復を実現できるのか注目される。