電機メーカーの労働組合でつくる電機連合が2021年春闘で、ベースアップ(ベア)に相当する賃金改善として、月額2千円以上を要求する方向で調整していることが23日、分かった。来年1月下旬に開く中央委員会で方針を正式に決める。新型コロナウイルス感染拡大で厳しい交渉となりそうだ。

 自動車や電機などの産業別労働組合(産別)で構成する金属労協は3日、月額3千円以上の要求を基本とする方針を発表した。電機連合は業界の環境などを考慮して独自に要求を引き下げ、満額に近い回答を引き出したいもようだ。20年春闘では金属労協と足並みをそろえた形で、月額3千円以上を要求していた。