第一生命保険の稲垣精二社長は22日、東京都内で記者会見し、元社員の89歳女性が在職中に顧客から19億円をだまし取った問題に関連し、神奈川県や福岡県でも別の元社員らが不正を働き、追加で7380万円の被害が判明したと明らかにした。今後、全顧客約800万人の契約について不正がないかを調査する。

 神奈川県と福岡県、和歌山県の支社で、別の営業職の元女性社員3人が顧客計31人から金銭をだまし取っていた。本社事務部門でも内勤職の元女性社員が、支払期日まで請求がなかった保険金の請求があったように装い、5千万円を超える保険金を家族の口座に送金させていたことが判明した。