地震や津波などの大規模災害に備え、和歌山県は21日、移動式の給油機を導入した。タンクローリーに直接つなげるガソリンスタンドの給油機のような装置。現場周辺で広範囲に停電したり、スタンドが損壊したりしていても、救助や復旧作業に当たる緊急車両に給油できるようになる。

 南海トラフ巨大地震などの災害が想定され、スタンドが沿岸部に点在し都市部から遠い県南部を中心とした5カ所に1台ずつ配備。担当者は「燃料切れを防ぐことで、少しでも多くの人命救助につながれば」と期待する。先進的な取り組みで、東京都や徳島県でも本年度中に配備する動きがあるという。