【北京共同】中国人民銀行(中央銀行)は21日、金融機関の貸出金利の目安となる「ローンプライムレート(貸出基礎金利、LPR)」の1年物を3・85%に据え置いた。引き下げを8カ月連続で見送った。新型コロナウイルスによる打撃からの経済回復が進んでおり、金融緩和に対する慎重姿勢を崩さなかった。

 LPRは事実上の政策金利で、引き下げれば資金繰りが悪化した中小企業への融資を促す効果がある。5年物も4・65%を維持した。

 中国の11月の経済指標は、消費動向を示す小売売上高が前年同月比5・0%増と伸び、工業生産も7・0%増と前月から上昇率が拡大した。