世界中のクリスマスイベントに影響を与えている新型コロナウイルスの感染拡大は、イエス・キリストの生誕地とされるベツレヘムにも暗い影を落としている。ヨルダン川西岸のパレスチナ自治区にあるこの街には毎年12月、世界各国から多くの巡礼・観光客が訪れるが、今年はほぼゼロ。商店も閉鎖され、閑散とした異例のクリスマスを迎えている。

 西岸では都市封鎖や夜間外出禁止が断続的に繰り返され、ベツレヘム旧市街も無人のシャッター街状態になっている。24日夜から25日にかけては、深夜ミサが開かれるが、今年は規模を縮小し、毎年出席するパレスチナ自治政府のアッバス議長も欠席する方針だ。