徳島県は19日、高病原性の疑いがあるH5型の鳥インフルエンザウイルスが検出された同県阿波市の養鶏場で、飼育されていた採卵用鶏約8千羽の殺処分が終わったと発表した。県によると、処分した鶏はこの養鶏場近くに埋却する。県は当初、飼育数を約1万羽としていたが、実際には約8千羽だった。

 農林水産省は同日、省内で防疫対策本部を開催。今季の養鶏場での発生は12県目で、野上浩太郎農相は「(家禽の管理方法を定めた国の)飼養衛生管理基準が守られなければウイルスの侵入を許すことにつながる」と危機感を表明。各都道府県に養鶏場への指導を徹底するよう求める考えを示した。