札幌市で19日、本格的な雪が降り、市中心部を走る路面電車の軌道に積もった雪を払う除雪車両「ササラ電車」が今季初めて出動した。市交通局によると記録が残る1980年以降では、2009年の12月18日を塗り替えて最も遅い初出動となった。

 午前5時ごろ、氷点下7・1度と冷え込み雪が舞う中、2両が車両基地を出発。前部に取り付けた竹製ブラシ「ササラ」を回転させ、ゴーッという音を立てながら雪を軌道脇にはじき飛ばした。

 札幌管区気象台は、市内の積雪が少なくなっている理由について「西風で周辺地域に雪雲が流れる日が多いためだ」と説明している。