トヨタ自動車グループの労働組合でつくる全トヨタ労働組合連合会は18日、2021年春闘のベースアップ(ベア)要求で、具体的金額を掲げない方針を明らかにした。ベア自体は要求するものの、具体的水準は各労組の判断に任せ、トヨタ労連は働き方改革などに要求の軸足を移す。

 18日に愛知県豊田市で各労組の代表者を集めた会議を開き、方針を議論した。来年1月の中央委員会で正式決定する見通しだ。20年春闘では実質3千円以上を目安とするベアと、5カ月以上の年間一時金(ボーナス)を求めた。

 全トヨタ労連は20年9月時点で、314組合の約35万7千人が加盟している。