愛知県豊橋市は18日までに、市内在住の女性と南米出身の外国籍の男性が2019年9月に婚姻届を提出しようとした際、担当職員が書類に不備があると認識を誤ったため婚姻届を1年近く受理しなかったと明らかにした。その間に生まれた子どもは戸籍上、非嫡出子になった。市は過失を認め、50万円の損害賠償支払いを決めた。

 市によると、市民課の職員が、本来は提出が不要な男性の出生証明書がないとして婚姻届を受け付けなかった。女性が19年12月と20年2月に来庁して不受理の理由を尋ねた際も同様の説明をした。

 8月になって市が法務局に問い合わせ、出生証明書の提出が不要と分かった。