建設現場でのアスベスト(石綿)による健康被害を巡る訴訟で、規制を怠った国の責任を認める司法判断が最高裁で確定したことを受け、田村憲久厚生労働相は18日の閣議後記者会見で「原告の方々に対しては、責任を感じ、深くおわび申し上げたい」と謝罪した。

 最高裁第1小法廷は14日付で国の上告を受理しない決定をし、原告327人に計約22億8千万円を支払うよう国に命じた二審東京高裁判決が確定した。原告や弁護団は17日に東京都内で記者会見し、国に謝罪と早期の被害救済を求めていた。

 田村厚労相は今後について「高裁判決を踏まえ適切に対応したい」と述べた。