福井県あわら市の製薬会社「小林化工」が製造した爪水虫などの治療薬に睡眠導入剤成分が混入した問題で、同社は17日、服用した80代男性が11月23日に亡くなっていたと発表した。男性の主治医の見解として「服用後に意識障害の症状があったものの、死亡の原因と認められる可能性は低い」と説明している。服用した人の死亡は計2人となった。

 また小林化工は、混入のあったロットの製品を処方された患者364人全員に一律30万円の慰謝料を支払うと明らかにした。健康被害に伴う治療費や交通事故での補償金などは、慰謝料とは別に支払う。

 亡くなった男性は中部地方の病院に入院していた。