第33回東京国際映画祭が10日間の日程を終え、9日閉幕した。観客の投票で決まる観客賞に大九明子監督の「私をくいとめて」が選ばれた。新型コロナウイルスの影響で、映画人が審査するコンペティションは行わなかった。

 東京・六本木ヒルズで開かれたセレモニーで、大九監督と登壇した主演俳優のんさんは「映画は観客の方々に見ていただいて、初めて完成するものだと思う。この賞を大切に受け止めたい」と、あいさつした。

 今年は三つのコンペ部門を統合し、世界各国の新作32本を「TOKYOプレミア2020」と銘打ち上映。観客賞のみを選出した。