ゆうちょ銀行は9日、貯金の不正引き出しが発覚した同行発行のプリペイド機能付きデビットカード「mijica(ミヂカ)」について、セキュリティー対策に欠陥があったと発表した。不正検知などに必要な22項目の対策のうち14項目が「未実施または不十分」と結論付けた。2017年のサービス開始から機能を拡充してきたが、長期間欠陥を放置してきたずさんな実態が明らかになった。

 記者会見した池田憲人社長は約20万人の会員を有するミヂカの今後に関し「サービス継続を前提に検討していく」と強調。一方で、新サービスの構築や他のサービスへの移行も含めて早急に決めると説明した。