乳児の腕にかみつき、けがを負わせたとして滋賀県警が母親(21)を誤認逮捕し傷害罪での公訴(起訴)が取り消された問題で、証拠を取り違えて誤った鑑定書を作成した鑑識課が、今後は複数人で証拠品の鑑定に当たることを明記した作業マニュアルを策定したことが9日、県警関係者への取材で分かった。

 鑑定の注意事項はこれまで口頭で伝えられてきたが、マニュアル化は滋賀県警では初めて。

 マニュアルによると、複数の証拠品を鑑定する場合、混同を防ぐため鑑定を行う場所と時間を分けて証拠を一つずつ複数人で鑑定し、その結果が正しいか複数人でチェックする。幹部の決裁もより厳正に行うとした。