性犯罪被害を申告した静岡県の警察署で警察官から心ない言葉を浴びせられ、精神的苦痛を受けたとして、浜松市の20代女性が県に慰謝料など1100万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が9日、静岡地裁浜松支部で開かれた。県側は請求棄却を求めた。

 訴状によると女性は3月に強制性交の被害に遭い、4月に浜松中央署に相談した。その際、男性警部補から「犯人は謝った上で反論している。犯人の方が信じられるんだけど」と言われたり、虚偽申告を疑われたりしたと主張。

 事情聴取でも女性巡査に話を遮られたなどとしており、被害者への配慮に欠け、警察職務上の義務に違反したとしている。