北朝鮮による拉致問題の早期解決を訴えようと、被害者の写真などを紹介するパネル展が9日、福井県小浜市役所で始まった。2002年に帰国した拉致被害者で、同市に住む地村保志さん(65)と富貴恵さん(65)夫妻の支援者らがつくる「救う会福井」の主催で、13日まで。開始式では地村さんが「展示を通して理解が高まることを願う」とあいさつした。

 展示されるのは、横田めぐみさん=失踪当時(13)=の家族写真や、福井県内の特定失踪者を紹介するパネルなど約60点。会場では署名活動も行う。

 開始式で地村さんは「(解決を望む)世論は政府間交渉に大きな影響を与える」と呼び掛けた。