福島県双葉町は8日、東京電力福島第1原発事故で避難している町民らを対象に、2022年春の居住再開を目指す「特定復興再生拠点区域」(復興拠点)で見学会を開いた。帰還への意欲を高める狙い。

 見学会には25人ほどが参加。JR双葉駅西側地区に整備中の居住エリア周辺を約3キロ歩きながら、町職員らが工事の進捗や町の将来像を説明した。福島県いわき市に避難する国分信一さん(70)は「住宅が完成したら、すぐ帰還したい。若い世代も移住したいと思えるような住みよい町をつくってほしい」と話した。

 町は22年春ごろまでに復興拠点の避難指示を解除する予定。