【イスタンブール共同】トルコのエルドアン大統領は7日までに、中央銀行のウイサル総裁を解任し、後任にアーバル前財務相を任命した。ロイター通信が報じた。エルドアン氏はウイサル氏の金融引き締め路線に不満を抱いていると伝えられていた。

 交代人事は7日付の官報で明らかになった。エルドアン氏は昨年7月、利下げに消極的だった当時のチェティンカヤ総裁を事実上更迭し、副総裁だったウイサル氏を昇格させた経緯がある。

 通貨リラがドルに対して記録的な安値を付ける中、中銀は今年9月、事前の予想を覆し、主要政策金利を8・25%から10・25%に引き上げることを決定した。