起きている時に働きが活発になり、睡眠時は不活発になる神経を、名古屋大のチームがマウスで特定し、6日付の米科学誌に発表した。この神経は不安といったストレスによって過剰に活発になることから、ストレスが原因の不眠症の薬や治療法の開発につながる可能性がある。

 ストレスが不眠症の原因となることは知られていたが、どの神経が関わるのかは、はっきりしていなかった。チームは、脳内でストレスへの反応にかかわる室傍核CRF神経が、体内時計をつかさどる領域と結びついていることを発見。睡眠時には体内時計が室傍核CRF神経の働きを抑えており、覚醒時にのみ活発になることが分かった。