大分市立中学校の女子生徒が昨年、自殺未遂を繰り返し、市教育委員会設置の第三者委員会が「いじめが原因」と認めた問題で、市教委は6日、小学校から中学校へのいじめの引き継ぎや市教委の対応が不十分だったなどと指摘する第三者委の報告書要旨を公表した。

 報告書によると、小学6年生の時、同級生から「ばか、あほ、死ね」と悪口を言われるなどのいじめを受けた。中学校に進学後の昨年5月ごろから不登校になり、2回にわたって自殺を図った。

 第三者委は、小学校の担任が当時、同級生とのけんかと捉え、十分な聞き取りや指導をせず、中学校にも口頭で「仲たがい」と引き継いだと指摘した。