JR四国が6日発表した2020年9月中間連結決算は純損益が53億円の赤字(前年同期は12億円の黒字)に転落し、00年度に連結中間決算の公表を始めて以降、最大の赤字となった。新型コロナウイルス感染拡大の影響で鉄道事業の収入が大きく減った。西牧世博社長は記者会見し、収支改善に向け運賃の値上げを「やらざるを得ない」との考えを改めて示した。時期は言及を避けた。

 売上高に当たる営業収益は前年同期比54・4%減の115億円だった。

 西牧氏は新型コロナによる乗客の減少は「一過性にとどまらず長引く」と危機感を示し「輸送需要に応じた体制構築を図る必要がある」と述べた。