食品廃棄物由来のジェット燃料を給油した全日本空輸の旅客機が6日、羽田空港を米ヒューストンに向けて出発した。二酸化炭素(CO2)の排出削減に向けた世界的な流れに対応する。羽田と成田発の旅客便で11月に試験的に活用する。

 新燃料は食品加工の過程で捨てられる脂身などの廃棄物が原料で、フィンランドの製造会社から10月中に5500トンを仕入れた。

 2023年以降は日本発の旅客便で通年利用する。既存の石油由来の燃料と比べて9割のCO2を削減できるという。

 日本航空も家庭ごみなどを原料とするバイオジェット燃料の利用を22年度にも国際線の定期旅客便で始める方針だ。