6日午前の東京外国為替市場の円相場はドルに対して上昇し、1ドル=103円台後半で取引された。東京市場での取引に先立つ海外市場では、一時103円台半ばをつけ、3月以来、約8カ月ぶりの円高ドル安水準となった。

 午前10時現在は前日比62銭円高ドル安の1ドル=103円68~69銭。ユーロは11銭円高ユーロ安の1ユーロ=122円39~40銭。

 米連邦議会選で上下両院の多数派が異なる「ねじれ議会」が解消されなければ大規模な財政政策は期待しづらいとの見方から、ドルを売って円を買う動きが優勢となった。

 米共和党のトランプ大統領は大統領選の票集計に絡む法廷闘争を拡大する構えを示している。外為ブローカーは「米国での新型コロナウイルス感染の再拡大に加え、トランプ氏の不穏な動きもあり、ドルが主要通貨に対して売られた」と話した。