厚生労働省は5日、毎月勤労統計調査で集計ミスがあり、労災保険の遺族年金や障害年金で追加給付が生じると発表した。本来全数調査するべき500人以上の事業所のうち、2019年1月分から20年8月分にかけて神奈川、愛知、大阪の79事業所が集計から漏れた。

 調査は、総務相が指定する特に重要な「基幹統計」の一つで、調査結果は雇用保険や労災保険の給付額の算定などに活用する。追加給付の対象は約120人で、平均額は約4200円になるという。

 厚労省は「今後こうした事態が生じることがないよう再発防止に取り組む」としている。