東京メトロが5日発表した2020年9月中間連結決算によると、純損益は302億円の赤字(前年同期は324億円の黒字)だった。04年の発足以降、中間期の赤字は初めて。新型コロナウイルス感染症の流行で地下鉄の乗客数が前年同期比で38・2%減少した。

 記者会見した山村明義社長は、接続するJR東日本や一部私鉄が決めた終電繰り上げを東京メトロも検討していると明かし「今月中に結論を出したい」と話した。

 中間決算の売上高は37・0%減の1399億円。緊急事態宣言による移動自粛や在宅勤務の拡大が響いた。最近の乗客数は回復傾向にある。