奈良県橿原市の藤原宮(694~710年)跡で、中枢部に当たる大極殿院の回廊に建てられた柱の間隔は、北側と南側で異なることが5日、分かった。奈良文化財研究所が発表した。初の本格的都城とされているが、回廊の南北で設計や造営の過程が異なっていた可能性がある。

 大極殿院の東回廊の北側を掘り、柱跡を確認。柱の間隔は13・5尺(約3・9m、当時の1尺は約0・29m)と推定される。これまで、回廊南側の柱の間隔は14尺(約4m)と判明しており、北側の間隔が少し狭いことが分かった。

 今回で、大極殿の東回廊の発掘調査がほぼ終わった。