滋賀県守山市で2018年、母親の桐生しのぶさん=当時(58)=を殺害したとして殺人と死体遺棄などの罪に問われ、一審で懲役15年とされた長女の元看護師のぞみ被告(34)の控訴審初公判が5日、大阪高裁(岩倉広修裁判長)で開かれた。のぞみ被告は一審で無罪を主張していたが、「罪と真摯に向き合おうと考えた」と述べ、一転して殺人罪を認めた。

 弁護側によると、控訴後、母との関係に一定の同情を示した一審大津地裁の判決を受け入れ、反省の気持ちが生まれたとしている。

 この日の被告人質問で殺害を認めた理由を問われ、被告は「母を殺害した私でも受け入れてくれると思った」と述べた。