JR東海は5日、東海道新幹線が大型台風など大規模災害で被害を受けた場合に備える復旧訓練を三島車両所(静岡県三島市)で行った。脱線した車両を線路上に戻す訓練では、油圧ジャッキを活用した新しい機材を導入、作業時間は従来の180分から100分程度に短縮できた。

 車掌など約600人が参加。新幹線鉄道事業本部の大山隆幸本部長は「自然災害は近年、激甚化しており、想定を超える被害が予想される。社員の連携を深め、安心して利用できる新幹線を目指したい」と話した。

 訓練では、台風でパンタグラフに飛来物が絡まった事態を想定。作業員が屋根に登って慎重にブルーシートを除去した。