1971年7月に岩手県雫石町上空で全日空機と航空自衛隊機が衝突、墜落した事故の犠牲者を追悼する町内の施設「森のしずく公園」で、地蔵が斜面に捨てられたり記帳簿が破られたりしていたことが5日、分かった。管理する一般財団法人「慰霊の森」は被害届を出す方針。

 法人によると、被害は4日朝に判明。道の脇に置かれた6体の地蔵のうち1体が設置場所から約10メートル離れた場所に捨てられ、別の地蔵も傾いたり向きが逆になったりしていた。前掛けや帽子が外されたものもあった。

 記帳所にあった記帳簿は裏表紙が破られて落書きされ、慰霊碑の花瓶は花が抜き取られ周囲に散乱していた。