【上海共同】中国の電子商取引最大手アリババグループ傘下で、電子決済サービス「アリペイ」を運営するアント・グループの上海と香港の両証券取引所での新規上場が直前に延期となったことを受けて、香港株式市場では4日、アリババ株が失望感から急落した。一時前日比9%超下落するなど動揺が広がった。

 インターネット上では投資家から「資金はちゃんと戻ってくるのか」などと先行きを懸念する声が上がった。

 上海の日系証券会社幹部は「超異例の措置。『中国当局は直前にこんな介入をするのか』と外国人投資家は不信を強めることになり、中国市場にとって大きなダメージ」と指摘した。