政府は4日、2020年度の税収について、当初予算で見積もった過去最高額の63兆5130億円から、数兆円規模で大幅に下方修正する方向で検討に入った。新型コロナウイルス感染拡大の影響で企業業績が悪化し、法人税収が大きく落ち込むため。年度の途中で税収見積もりを減額するのは、19年度に続き2年連続となる。

 政府は追加の経済対策を盛り込んだ10兆円規模の20年度第3次補正予算を年末に編成する方針。新型コロナ対策名目の20年度の予備費は約7兆2千億円残っているが、追加経済対策の財源や税収減の穴埋めには足りず、赤字国債の追加発行を迫られそうだ。