政府は、断念した地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」計画の代替策として、最新鋭イージス艦2隻を新造する検討に入った。地上配備の目的だった弾道ミサイル迎撃だけでなく、戦闘機や巡航ミサイルにも対応できる統合防空ミサイル防衛(IAMD)の機能を持たせる。洋上配備は地上と異なり、上空からのさまざまな脅威への即応能力が不可欠だと判断した。複数の政府関係者が4日、明らかにした。

 技術的課題の検証を委託した民間業者から11月中旬にも中間報告を受け、最終的な結論を出す。12月下旬に編成する2021年度予算案に関連経費を計上する見通し。