「放浪記」などで知られる作家林芙美子(1903~51)ゆかりの品を展示する「おのみち林芙美子記念館」(広島県尾道市)が9月、リニューアルオープンした。新たに加わった直筆原稿や遺品など約90点を展示し、晩年の書斎も再現した。

 諸説あるが、現在の北九州市門司区で生まれたとされる芙美子。幼少から九州各地を転々とし、13歳の時にたどり着き約6年を過ごしたのが尾道だった。JR尾道駅の近くには、一家が間借りした木造の旧居が今も残る。2012年に地元商店街が旧居に記念館を開設。隣接する喫茶店も改装し、写真や初版本を並べていた。