東京都渋谷区幡ケ谷で路上生活をしていたとみられる大林三佐子さん(64)が頭を殴られ死亡した事件で、警視庁が傷害致死の疑いで逮捕した吉田和人容疑者(46)が「直前に何回か被害者の前を通った」と供述していることが22日、捜査関係者への取材で分かった。

 捜査関係者によると、吉田容疑者の自宅は現場の約1キロ先で、これまでの調べに「バス停に居座る路上生活者に退いてほしかった」などと説明。警視庁捜査1課は、一方的に不満を募らせて現場を行き来し、暴行の機会をうかがっていた可能性があるとみて調べている。

 22日、吉田容疑者を送検した。