【ワシントン共同】米製薬大手ファイザーが開発し、緊急使用の許可を米政府に申請した新型コロナウイルス感染症のワクチンを巡り、希望する米国民に普及するのは早くても来年春以降との見方が21日、強まった。来年1月に予定される政権交代で、ワクチン配布計画が円滑に移行されるかどうかも不透明だ。

 米トランプ政権によると、20日に申請を受けた米食品医薬品局(FDA)が速やかに許可したとしても、メーカー側の供給量の関係で、高齢者施設の入所者や医療従事者などを優先する。

 米メディアは、後続のメーカーのワクチンを見込んでも、行き渡るのは来年4~7月ごろと指摘している。