滋賀県東近江市の湖東記念病院で2003年にあった患者死亡を巡り県警に逮捕され、殺人罪で懲役12年の判決を受け服役した後、再審無罪が確定した元看護助手西山美香さん(40)が、国家賠償法に基づき、国と県に損害賠償を求めるため大津地裁に提訴を検討していることが21日、代理人弁護士などへの取材で分かった。

 西山さんは12月下旬にも提訴したい考えで、再審で弁護団長を務めた井戸謙一弁護士によると、弁護団は請求額の検討に着手している。

 国賠訴訟では再審で「不当」とされた滋賀県警と大津地検による捜査の実態や違法性の解明も目指す。