日立製作所が、上場子会社の日立金属売却に向け入札手続きを進めていることが20日、分かった。複数の投資ファンドが関心を示しているもようだ。日立金属で発覚した品質不正の調査報告を12月に予定しており、その結果を受けて手続きを本格化させる見通しだ。

 日立金属は、売上高1兆円規模の日立グループの主要企業。日立は構造改革によるグループ企業の再編で、日立建機を含む上場子会社2社の株式売却に向けた内部検討を進めている。

 品質不正は自動車などに使われる特殊鋼や磁石材料の検査データの書き換えなどが国内外の複数拠点で確認された。