性暴力被害者らの団体「Spring」は20日、東京都内で集会を開き、インターネット上で実施した約6千件の性被害の実態調査結果を公表した。被害に遭った際、「体が動かなかった」「何が起きているか分からなかった」などの回答が多数に上り、刑法が想定する暴行や脅迫がなくても被害に遭う実態が浮かんだ。山本潤代表理事は「社会全体で被害者の声を受け止めて」と訴えた。

 刑法の性犯罪規定を巡り、法務省の検討会は見直しの是非を議論している。検討会メンバーでもある山本代表理事は、被害の約8割が警察に相談していないとの調査結果を挙げ「司法の場に性暴力の実態は届きにくい」と述べた。