昨年7月の参院選広島選挙区を巡る買収事件で、公選法違反(買収、事前運動)の罪に問われた参院議員河井案里被告(47)の公判は、20日午後も東京地裁で続いた。案里議員は被告人質問で、夫で元法相の衆院議員克行被告(57)=同法違反罪で公判中=が地元議員らに供与した現金の原資について「夫の手持ち資金」と説明した。

 自民党は選挙前、河井夫妻側に計1億5千万円を入金。これまで買収の原資となった可能性が指摘されていたが、案里議員は「手持ち資金はどこから出たのか分からない」と述べた。

 「手持ち資金」の根拠を聴かれると「なんとなく。主人は歳費を管理していたから」と話した。