神奈川県の行政文書を保存したハードディスク(HD)18台が流出した事件で、黒岩祐治知事は20日、HDを含むサーバーのリース契約を結んでいた「富士通リース」が県に和解金約2370万円を支払うことで合意したと明らかにした。25日の県議会に関連議案を提出し、年内に富士通リースと和解契約を結ぶ。

 県は契約満了後、HDを同社に返却したが、廃棄を請け負った情報機器会社「ブロードリンク」の元社員が持ち出し、インターネットオークションで転売していた。

 流出は昨年12月に判明。県は全18台を回収した。元社員は窃盗容疑で逮捕され、今年6月に有罪判決を受けた。