7月の豪雨で氾濫した熊本県・球磨川の治水策を巡り、赤羽一嘉国土交通相は20日、蒲島郁夫知事と国交省で会談し、支流・川辺川でのダム建設に関し「スピード感を持って検討に入る」と述べた。蒲島氏は19日、ダム建設を容認し、環境負荷が少ないとされる「流水型」を治水策の柱に据える方針を表明。2009年に当時の民主党政権下で中止になった大型公共事業が再開する。

 蒲島氏は20日の会談で「命と環境の両立が民意だ」と強調し、流水型の建設を要望。赤羽氏は「全面的に受け止めたい」と話した。

 赤羽氏は、県が求めた環境影響評価(アセスメント)を国として実施する意向を示した。