真宗大谷派の26代門首に7月就任した大谷暢裕氏(69)の門首継承式が20日、本山・東本願寺(京都市下京区)で開かれた。

 日本語、英語、ポルトガル語の3カ国語であいさつした暢裕氏は「今の時代ほど国家や民族、言語や習慣など、あらゆる違いを超えて、生きとし生けるものが互いに響き合う世界が求められている時はありません」と話した。

 ブラジル国籍の暢裕氏は南米開教使となった父親と、1歳でブラジルに移住。サンパウロ大を卒業し、同国の航空技術研究所に勤務した。門首は大谷家が代々世襲し、同派の象徴的存在。2014年に後継者に選ばれ、15年から京都で暮らしている。