【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)は19日、オンライン首脳会議を開いた。新型コロナウイルスで落ち込んだ経済を立て直すための「復興基金」を含むEU予算案を巡り、「法の支配」順守を補助金分配の条件とする条項に反発する東欧2カ国の承認拒否問題を協議したが、両国は依然として強硬で混迷が深まった。ミシェルEU大統領は12月の首脳会議までに解決を図る考えを示した。

 拒否したのは、政権の強権ぶりが西欧諸国から批判されているハンガリーとポーランドで、両国をスロベニアが支持。両国抜きで復興計画を進める方策をフランスとオランダが探り始め、EUの亀裂は一層深刻化した。